包茎手術の費用を後から吊り上げる悪徳クリニックには要注意
包茎手術の費用が加算される包茎治療商法
包茎に悩む男性を食い物にするいわゆる「包茎治療商法」を巡る被害者の増加が、問題視されています。包茎治療商法とは、包茎治療を希望した男性患者の不安をあおって不必要な包茎手術や、手術以外の治療メニューを強引に受けさせることで高額な治療費用を請求するというものです。悪徳なクリニックでは不必要に恐怖や不安感を煽り立てて、本来は不要な包茎手術をうけさせようとしつこく勧誘することもあるようです。典型的なのは事前の包茎手術の説明のときにはなかったメニューが追加されて、基本料金に追加費用が加算されるというもの。例えば包茎手術だけではサイズの大きさを解消できない、などと言葉巧みに誘導して、ヒアルロン酸やコラーゲンをペニスに大量に注射される事例が報告されています。
カントン包茎などの包茎手術では健康保険が適用されることがあり、治療費要は1万円から3万円程度ですが、悪徳クリニックでは数百万円に上る料金を請求されることもあります。
悪徳クリニックにかかると価格面でも身体面でも悪影響が
排尿障害や組織壊死のリスクを抱えるカントン包茎はもちろん、仮性包茎でも治療が必要と医師が判断すれば健康保険の適用をうけることが出来る場合もあります。悪徳クリニックは、包茎など男性のコンプレックスにつけこんで、必要性に疑問の残る包茎手術を勧めてきます。コンプレックスに付け入るだけでなく、即日契約を迫ることも頻繁にあるので費用面の妥当性など、十分に判断することができない状況に追い込まれ不本意な包茎手術を受けることも。技術が拙劣なクリニックでは排尿障害が残ってしまったり、外見が想定外の変化してしまう可能性があります。結果的に高額の費用のローンだけが残ってしまい精神的にダメージを蒙ることも。
不適正な包茎手術を受けることで、高額の価格の手術費用と言う経済的問題だけでなく、精神的に葛藤をかかえるいこともあります。特に判断能力が未熟な未成年などは、一人で即断しないで周囲に相談するなどリスクヘッジが必要です。
まとめ
カントン包茎などでは包茎手術が必須ですが、審美的に外見を変えたい希望で包茎手術を検討している方は少なくありません。特に日本人男性では仮性包茎の比率が高いので、包茎手術の潜在的需要は相当なものと想定されます。しかしなかには包茎というデリケートな問題についてのコンプレックスにつけこんで、不必要な包茎手術やオプションの施術をしつこく進めてくる悪質クリニックが暗躍しているのは確かです。本当に包茎手術を受けるべきか状態なのかは、は冷静にじっくりと判断することが必須です。